台湾で実際に部屋探ししてみた! 台湾留学
こんにちは! @study_papaです。
前回の記事はご覧いただけましたか?
今回はこの記事の最後にも書いたとおり、引っ越しをした感想、体験記を書いていこうと思います。
目次
まず初めに、私は合計で5つ内見に行きました。私の求めていた条件を踏まえつつ、1つずつ順に説明していこうと思います。
私の理想の条件
- 窓がある
- 水回りがきれい
- 家賃8000元以下
- 家具付き
- 2階以上
- 最寄り駅へ徒歩で行ける
- 広さ
- WiFi
- エアコン付き
条件が細かいように感じますが、台湾では基本設備からしっかりと確認することが必要なので、これだけたくさんになってしまいました。
ちなみにこの後の実際見に行った物件のところでたびたび登場するのですが、窓なし物件の多いこと……
それでは1件目から紹介していきます!
1件目 窓なし3階
この物件は、駅から少し離れていたのですが、学校まで直通のバスが近くにあったので内見に行きました。初めての内見だったので緊張していたのですが、案内してくださったのは代理の若い女性で、印象もよかったです。それぞれ独立の電気メーターがあり、安心感のある部屋でしたが、風呂トイレがあまりきれいでなかったこと、部屋に外向きの窓がなかったことが理由でお断りしました。
2件目 キッチン付き窓なし4階
ここは雅房で家賃8000元と私が見た中では比較的高めの設定でしたが、共用のキッチンがあり、トイレと風呂も2つついていました。基本的にそのフロアに住む4人に管理をすべて任されている感じで、共用スペースの掃除なども自分たちで行っているようでした。ですので水回りが少し汚かったのと、この部屋も窓なしでした。大家の方が上の階に住んでいるご夫婦で、息子さんも大学生と親切にしてくださったのですが、やはり窓が気になってお断りさせていただきました。
3件目 独立ベランダ付き 大本命物件
この部屋は家賃7500元で自分専用のベランダがあり、窓も大きく狭いながらに開放感がありました。それに家具もそろっており、浄水器など共有の家電もしっかりそろっていました。風呂はあまりきれいではなかったのですが、丁度プチ改修するところだったらしく、きれいにしてくれるならいいなと思い、そこを借りることにしました。
そこで管理人の方とラインを交換し、保証人にも確認するために契約書のPDFを送っていただきました。(ちなみに台湾人の保証人が必要ということでしたので、友人の家族にお願いしました。)
ここまでとてもスムーズに行っていたのですが、保証人から契約書にいくつか欠陥があることを指摘され、管理人に確認するようお願いされました。ですので私が管理人に聞いてみると折り返しの電話があり、簡単に言うと
『契約書に文句がある人に部屋は貸せない』
ということを言われました。その電話をもらった時は心底落ち込みましたし、保証人になってくれた人を恨みましたが、冷静になって考えてみればトラブルになる前に教えてもらえてよかったなと思います。
4件目 トイレと風呂がきれいな窓なし物件
ここまでくるともうやけくそで、家賃が少々高くてもいいとこを借りようと思うようになりました。この物件は8000元ほどで、水道電気代は別でした。水道代別のところが今まで少なかったのでちょっと高いかなと感じましたが内見に行くことにしました。
実際行ってみるとトイレと風呂は写真通りきれいで、何なら今まで見た物件の中で1番でした。しかし、部屋を見てみると掲載されていた写真とは違い、窓がありませんでした。聞いてみたところ、以前は確かにあったみたいなのですが、いろいろ問題があって窓をなくしてしまったみたいです。
内見に行ってひとつ気になったのが、大家さんがあまり親切ではなさそうだったことです。大家が別階に住んでおり、そのドアには『毎月決まった日にきちんと家賃を払ってください』と住人に対しての警告があり、その下には『夜は静かに、足音が響きます』とも書いてありました。正直このような大家さんはいろいろと文句をつけてきそうで怖かったのでお断りすることにしました。
5件目 老夫婦大家 今の家
ここは3部屋あり、そのうち1部屋を大家夫婦が使っているという物件でした。家賃は5500元で、年4回電気水道代を回収するのですが、それ込みで考えても6000元ほどです。大家も一緒に住んでいるので、風呂、トイレ、洗濯機、洗濯物を干す場所などは大家とも共有することになります。初めはこのようなところは少し避けたいなと思っていたのですが、大家さんも外国人に対して理解がありる方だったので住むことに決めました。以前住んでいた人も外国の方だったみたいで、その方が帰国するため使っていた家具などを譲ってくださいました。ですのでほとんど収納道具など追加で買うことなく過ごせています。
ただ大家がかなりご高齢(80歳くらい)ということもあって少し過干渉、言い方を変えるとおせっかいだと感じています笑
住み始めたときは、外国人である私に家電の使い方を事細かに教えてくれて、1週間ほどして私がごみの捨て方を聞くと、次の日には部屋にゴミ袋をもって来て、収集車にもっていく手前まで代わりにやってくれました笑
突然お菓子をもって押しかけられたりすることが数回ありましたが、自分なりに割り切って過ごしています。
電気水道代が共同計算のため、気を使ってエアコンじゃなくて扇風機を使ったりしていますが、家賃の安さを考えると我慢できる範囲です。
ただ住み始めてから知ったのですが、この物件頂樓加蓋でした…
部屋の中のことばかり気にしていて、完全にその存在を忘れていた自分を殴ってやりたいです笑
ですが、2週間ほど住んでみてもそこまで不便なども感じず、むしろ安い家に住めてラッキーだとすら思っています笑
夏の暑い時期は私は日本に帰国するのでそこまで暑さは心配していないですし、冬に関してはエアコンに暖房機能がついていたので大丈夫かなと思います。
最近除湿器も購入したので冬の湿気対策も完璧です!
最後に
ということで私の部屋探し体験記はここまでとなります。本当はもっと時間をかけて探したかったし、実家みたいなそれなりに清潔なところに住みたいですが、一旦契約期間は住んでみてまた来年引っ越すか考えようと思っています。
海外での部屋探しは大変で、外国人だというだけで内見から断られたり、大家と連絡がつかなかったり、契約書の内容が全然理解できなかったりしますが、それを乗り越えると寮生活ではなかったプライベート空間を手に入れることができるので皆さんぜひ頑張ってください!
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